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現代に発達障害が増えている理由は?精神科医・樺沢紫苑先生の動画を見て感じたこと

  • 執筆者の写真: hirotake matsuura
    hirotake matsuura
  • 2025年11月17日
  • 読了時間: 4分


精神科医・樺沢紫苑先生の動画「現代に発達障害が爆発的に増えている理由」というタイトルが気になり、視聴しました。

内容がとても濃くて、正直ショックを受ける部分もありましたが、同時に、日々の生活を見直す大きなヒントにもなると感じました。


今日は、動画の内容と、自分なりの気づきをブログとしてまとめてみます。



◆本当に「発達障害」が急増しているのか?


動画の中で樺沢先生は「ここ10年ほどで、発達障害と診断される人の数が10~15倍に増えている」と紹介されていました。


いきなり聞くと「そんなに急に人間が変わるの?」と不思議に感じますよね。

樺沢先生によると、ここで重要なのは生まれつきの発達障害だけでなく『後天的に、発達障害のような症状が強く出ている人が増えている』という視点だそうです。



◆「後天性発達障害」という考え方


動画の中で印象的だった言葉が『後天性発達障害』という表現でした。

生まれつきの脳の障害ではなく・睡眠不足・スマホやゲームの長時間利用・強いストレス・運動不足・偏った食事や栄養不足・・・こうした生活習慣や環境要因によって脳の前頭前野の働きが落ち、「不注意」「落ち着きのなさ」「集中できない」など発達障害に似た症状が強く出てしまう、という考え方です。


つまり『もともと持っている脳の特性』+『現代の生活習慣』この組み合わせによって、症状が目立ちやすくなっている可能性が高い、ということですね。



◆アメリカの追跡調査から見えた「希望」


動画では、アメリカの研究結果も紹介されていました。

ティーンエイジャー(10代)で約10%が発達障害と診断された子どもたちを追跡調査したところ、20歳を過ぎた頃には、その半分以上が「普通に仕事をし、普通に生活していた」という結果だったそうです。


従来のイメージでは「発達障害は生まれつきで、基本的には治らない」と考えられてきました。


それなのに、半数以上が社会生活に大きな困難を感じないレベルにまで改善していた、というのは大きな希望だと思います。


樺沢先生は、ここから「発達障害と診断された人の中には、生活習慣などを整えることでかなり改善していける人が多いのではないか」とお話しされていました。



◆スマホと動画育児の影響


特にドキッとしたのが、スマホと動画の影響です。


・スマホの長時間利用で前頭前野の機能が下がる

・赤ちゃんに1日数時間動画を見せると、発達の遅れが出る確率が45倍になる


こんな研究結果が紹介されていました。

今の時代、赤ちゃんが泣き止まないときに動画を見せたり、親御さんが家事をしている間の「助っ人」としてスマホやタブレットに頼る場面も多いと思います。


しかし、その裏側で・人と目を合わせてやり取りする時間・表情や声のニュアンスから学ぶコミュニケーションが失われてしまい、発達の遅れにつながる可能性がある、という指摘は、とても考えさせられるものでした。



◆運動・睡眠・栄養の大切さ


動画では、発達障害の改善に関して・運動・睡眠・栄養(オメガ3脂肪酸、鉄、亜鉛、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンB群など)の重要性も語られていました。


もちろん「これを食べたら治る」「これさえやれば大丈夫」という単純な話ではありません。

ですが・外でしっかり体を動かす・夜はきちんと眠る・偏った食事ではなく、野菜・海藻・魚なども取り入れる・・・、こういった基本的な生活習慣が、脳の成長やメンタルの安定に大きく関わっている、ということは多くの研究で示されつつあるようです。



◆「諦めなくていい」というメッセージ


この動画を見て、いちばん心に残ったのは

『発達障害だからといって、諦める必要は全くない』というメッセージでした。


・生まれつきの要素

・環境や生活習慣の要素


両方が混ざり合っているからこそ、生活を少しずつ整えていくことで「今よりも生きやすくなる可能性」は、誰にでもあるのだと思います。

特に、子どもたちに関しては


・スマホやゲームとの付き合い方

・外遊びや運動の時間

・家族との会話やふれあい

・毎日の食事内容


こうした日常の積み重ねが10年、20年後の脳や心に大きな影響を与えていくのだと、改めて感じました。



◆おわりに


発達障害という言葉は、とても重く聞こえますが、樺沢先生のお話を聞いていると

『脳は毎年、少しずつでも成長し続けている』『生活習慣を整えることで、今よりも楽に生きられる可能性がある』という、前向きな希望を感じました。


発達障害と診断された方も、グレーゾーンと言われてモヤモヤしている方も、そしてお子さんのことで不安を抱えている親御さんも。


「もう終わりだ」「どうせ変わらない」と決めつけてしまう前に、・睡眠・スマホとの付き合い方・運動・食事といった足元から、少しずつ見直していくことが大切なのかもしれません。


今回の動画は、現代を生きる私たち全員にとっての大きなヒントになる内容だと感じました。

 
 
 

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