【10分で理解】老化はなぜ止まる?細胞の寿命を決める「テロメア」の正体
- hirotake matsuura
- 1月29日
- 読了時間: 2分
私たちの体は、およそ50兆個の細胞でできています。ではなぜ、人の体は成長し続けて“巨大化”しないのでしょうか。
その答えを、とても分かりやすく解説しているのが、今回ご紹介するナグモクリニック・南雲吉則先生の動画です。
この動画ではまず、細胞分裂を数字で説明しています。細胞は分裂のたびに倍々で増えていき、もし無制限に分裂し続けたら、理論上は50回で赤ちゃんはゾウ級、60回で1000トン級の大きさになってしまいます。
もちろん、そんなことは起きません。なぜなら、生まれた瞬間から細胞分裂を止める仕組みが働いているからです。
その鍵となるのが、テロメアです。
テロメアとは、染色体、つまりDNAの端にある結び目のような部分です。靴ひもや服のひもが、先端でほつれないように処理されているのと同じ役割をしています。
細胞分裂のたびにDNAは正確にコピーされますが、テロメアだけは少しずつ短くなっていきます。
そして、テロメアが限界まで短くなると、細胞は分裂をやめ、自然に役目を終えます。これが細胞の老化や細胞死です。
ここで大切なのは、老化とは壊れることではなく、最初から組み込まれた制御システムだという点です。
実は、赤ちゃんの頃や生殖細胞では、テロメアを修復するテロメラーゼという酵素が活発に働いています。
しかし、生まれた直後からその働きは弱まり、体細胞ではテロメアは基本的に短くなる一方になります。
この仕組みがあるからこそ、私たちは一定の大きさまで成長したあと、老化というプロセスをたどります。
さらに近年の研究では、テロメアの短縮スピードは生活習慣や環境の影響を受けることも分かってきました。睡眠不足、酸化ストレス、慢性的なストレスなどは、テロメアを早く消耗させる要因になると考えられています。
つまりテロメアは、寿命を決めつける爆弾ではなく、生き方によって減り方が変わる命のメーターのような存在です。
この動画は、老化を怖がるためのものではありません。
なぜ体は変化していくのかを理解し、これからの健康を考えるための、とても良い入り口になる内容です。
興味のある方は、ぜひ動画もあわせてご覧ください。
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当院では、体は細胞からできているという考えを大切にし、
細胞レベルから体の働きを整えることで、健康増進を目指しています。
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